しばらく歩いたころ、遠くの樹々の間から、かすかにほんのりと哀しく、そして懐かしい旋律が風にやっと乗って、かすかに流れてきた。
スターバト…マーテル…、スターバト・マーテル…、ドロローサ…。
NEXT
ヤンのカラーギャラリーへ、「ヤンとシメの物語」よりへ
ヤンのカラーギャラリー総目次へ