「ヤンとシメの物語」の音楽
「ヤンとシメの物語」に出てくる音楽をCDにしました。
[1] [2]
[ 曲目]

 1.ドヴォルザーク "スターバト・マーテル"             8'27

あのスターバト・マーテル・ドロローサの初めの数小節に続いて、まるでワルツのような旋律が流れては消えていった。      
(2 神の存在についてのあまり論理的ではない話し合い)

 2.イヴァノヴィッチ "ドナウ川の漣"                   6'24

小屋の前に立つと、中から古いワルツが聞こえてきた。         
(8 ドニエプルの漣)

 3.カラシンスキ "ワルツ・フランソワ"                  2'45

ボクはもう一度そっとワルツ・フランソワを鳴らしてみた。ついでにほこりの積もった机の上に置かれたおじいさんの青い丸眼鏡をちょっと拝借してかけてみた。 
(9 ワルツ・フランソワ)

 4.オギンスキ "ポロネーズ 祖国への別れ"                3'06

ラッパのようなスピーカーから流れ出るかすかなピアノの音は、やるせないポロネーズのようだった。                       
(12 オギンスキのポロネーズ)

 5.スクリャービン "左手のためのノクターン"               5'40

「でもショパンではありませんよ。スクリャービンです」とシメ君がボクの想像を見透かすように先手を打った。                       
(22 盛夏のスケッチ)

 6.アレンスキー "葬送行進曲・夜想曲"                  8'51

そして注意深く聞いていると、それは壮麗で少し儀式ばってはいたが、しかしこの上なく甘い葬送のマーチだった。                    
(27 アレンスキーの組曲)

 7.グラズノフ "演奏会用ワルツ第一番"                  9'19

大らかでのんびりとして、優しく、ほんの少し陳腐な、あいまいな感情を秘め、大人の茶目っ気を隠しながら、ウィーン風のような押しつけがましさのないワルツが。     
(エピローグ)

                            total 44'42

内容は、以前のカセットテープと同じです。

表紙は[1][2] の2種類。中身は同じです。

CDをご希望の方に、実費600円(送料含む)でおわけします。

ご希望の方は、お名前と宛先を下のContact us! からご連絡ください。

表紙[1]か[2] も選んでください。     

Contact us!